本物の漆で伝統技術を活かした金継ぎ | プライベートレッスン

本物の漆で伝統技術を活かした金継ぎ | プライベートレッスン

tsunagu.oooは、世田谷区の千歳烏山に金継ぎ漆芸教室を開講いたしました。天然の漆を使った金継ぎ・漆芸教室です。講師は、輪島で漆芸の技術を学び、数多くの金継ぎ教室で講師をしてきました。漆の経験がない初心者の方から、漆塗りの器や蒔絵などの漆芸に興味のある方に向けたお教室です。これを機会に、あなたの大切にしている器を金継ぎで修理してみませんか。

tsunagu.oooのプライベート金継ぎ漆芸教室

漆芸の技術を基にした金継ぎ修理や漆芸作品作りなど学べる初心者に向けた個人レッスンのお教室です。自分の器の修理をしたり、拭き漆や蒔絵などの漆芸の技法を学ぶ事が出来ます。天然の漆を使った方法なので、1回で完成することが出来ません。下地から上塗り、金蒔きと何層にも重ねて仕上げていきますので最低でも5~6回工程が必要で、ゆっくりと丁寧に仕上げていきます。ご理解の頂ける方のご受講をお待ちしております。プロを育成するお教室ではありませんが、漆の面白さや技術の奥深さ、楽しさを知って頂けますと幸いです。

日程・詳細 ご予約方法

日程は、メールにて講師と調整して決めて頂きます。

時間 :9時〜21時の間のご希望の時間

※1レッスン2時間〜

受講料:9,000円(税込)+ 講師交通費/ 2時間 / 1人

※2時間以降は2,250円/30分で追加で受講時間を変更出来ます。

受講人数 : 1〜5

場所:工房または、ご指定の場所(ご自宅やレンタルスペースなど)

※工房以外の場合は、工房からの交通費が別途かかります。また、場所代など発生する場合はお客様負担となりますので、ご了承ください。

 

tsunagu.ooo Jpanese arts&crafts workshop

〒157-0062 東京都世田谷区南烏山5-23-12清水ビル202号室

京王線千歳烏山駅徒歩5分
・成城学園前、吉祥寺からも千歳烏山行きのバスがあります
・お車の方は、近くにコインパーキングがございます
・工房付近には駐輪場がありませんので、駅近くの烏山中央駐輪場をご利用ください

 

ご予約は下記メールアドレスよりお 申込みください

 

 

お問合せ:info@tsunagu-ooo.com

 

工房・教室見学

工房の雰囲気やどんなことをするのかなど心配な方は、事前に見学も出来ますのでお気軽にメールにてご連絡ください。

 

 

金継ぎの修理方法

  1. 素地調整
  2. 深い欠けの埋め(コクソ漆)
  3. 浅い欠けの埋め(錆漆)
  4. 中塗り
  5. 仕上げ(粉蒔き・色漆)

※教室では、道具・材料はお貸出ししておりますが、金粉は別途ご自身でご購入お願い致します。

割れた分割数が多い場合や欠けが深い場合は5回では終らない可能性がありますのでおうちで作業を進めて頂くことがあります。講師に初心者の方は、割れの場合は2~4分割、欠けは1か所深さが5mm未満(5mm未満が何か所かある場合は一度に修理出来るので大丈夫です)の修理から始めるのがおすすめです。2時間の受講時間で一度に2~3個ほど同時に修理することが出来ます。

お道具について

お教室での道具・材料は、金粉・銀粉など加飾に使用する粉以外はお教室にあるものはご使用いただけます。ご自分でお道具をお持ちの方はご持参いただいても構いません。ご自宅にて金継ぎをされたい方にはtsunagu.oooオリジナルの金継ぎキットもご用意しております。購入ご希望の方は、講師にお申し出ください。

※金粉・銀粉などの加飾に使う粉は別途ご自身でご購入お願い致します。

tsunagu.oooオリジナル金継ぎキット

この度、京都の堤浅吉漆店にご協力して頂きまして、tsunagu.oooのカスタムオーダーメイドの【金継ぎコフレ】を作って頂きました。堤浅吉漆店は、京都で100年以上続く老舗の漆屋さんです。漆のクオリティは勿論のこと、漆を未来につなげる為の活動や時代にマッチした新しい取り組みにも挑戦されています。堤浅吉漆店のオリジナルの【金継ぎコフレ】はパーッケージもおしゃれでとっても機能的に作られています。金継ぎに必要なお道具はすべて詰まっていますし、今後自分のレベルに合わせてお道具を増やすことも出来るよう考えられているところが嬉しいところです。
材料が無くなったら、堤浅吉漆店にて追加で購入も出来るので安心して金継ぎを続けられますよ。
tsunagu.oooのカスタムオーダーメイドの【金継ぎコフレ】は、金消し粉仕上げが出来る仕様になっています。
※内容は、堤浅吉漆店オリジナルの【金継ぎコフレ】と違っていますのでご注意ください。

<金継ぎキット価格>
16,500円(税込み)

<内容>
上生漆20g 絵漆(弁柄)20g 上黒呂色20g テレピン油100cc プラスチックベラ 竹ヘラ マスキングテープ 砥の粉15g 地の粉20g 耐水ペーパー#600/800/1000各1 代用蒔絵筆(黒軸) 代用地塗り筆(銀軸) 純金粉(消し粉)0.1g 真綿 プラスチック手袋2双 小皿 スポイト さじ

受講時に準備するもの

  • 破損した器(ガラスは不可)
  • 器の入る大きさのダンボールまたは、プラスチックケース(修理途中の器は、段ボールやプラスチックケースに入れてお持ち帰りいただきます。基本的に店舗ではお預かりできませんので、ご了承ください。)
  • 受講当日は、汚れてもいい服装または、エプロン

その他のお道具類はご用意しております。

ご参加いただくにあたっての注意点

  • 天然の漆を扱うのでかぶれます。硬化前に肌に触れると被れるので、必ずゴム手袋をして素肌に付かない様、長袖の衣服やアームカバーの着用をお勧め致します。
  • 漆によるアレルギー反応でかゆみや皮膚のただれがひどい場合は、漆の作業を一旦中止してください。
  • 12歳以下のお子様の受講希望の場合は、保護者同伴でお願いいたします。
  • 漆の工程や複雑に割れた陶器の修理の状態により工房でお預かりして硬化させる場合がありますが、連絡なく1か月以上取りに来られない場合は、着払いにてご自宅にお送り致します。
  • 遅刻される場合やお休みされる場合は、必ずご連絡ください。
 

 

金継ぎを成功させる秘訣は、焦らず、ゆっくり、丁寧にです。
漆を硬化させるためには湿度と温度と時間が必要です。乾かないうちに作業を進めてしまうと折角修理をしたのに取れてしまったり、余計に時間がかかったりしてしまいます。

よく生徒さんに、『欲張ってはダメですよ~』『横着したらダメですよ~』と伝えてながら教えております。

漆と向き合って、ゆっくりコツコツとやる作業も楽しいものです。日々の忙しい生活を忘れて没頭できる時間ができますよ。

「時間半があっという間に過ぎました」、「集中できる静かな時間が楽しかった」「漆の奥深さを知った」など色々と生徒の方々よりお声を頂いております。是非、これを機会に金継ぎや漆芸を初めてみませんか?

 

 講師 中川 あやこ

2003 文化服装学院卒業
   以後、アパレル企業にてデザイナー・パタンナーとして従事

2018 上野にある金継ぎ教室に通い基礎を学ぶ

2019 独学で習得し、金継ぎ修理開始

2021 東京の金継ぎ教室にて講師・修理師として活動
  年間100人以上の生徒に受講いただいておりました。

2022 輪島に移住し漆芸の学び直し

2023 CASICA金継ぎ教室開催

2024 輪島漆芸技術研修所卒業

   令和6年能登半島地震により工房を東京に移転し、東京世田谷にお教室を開講

 

 

曜日固定のお月謝制レッスンも開講しております。