tsunagu.oooでは、東京にて金継ぎ夏季講習を開講致します。大切な器が割れてしまって、自分で直したい方、金継ぎの技術を学びたい方、道具は買ったけどやり方が分からない方など是非ご参加ください。
tsunagu.oooの金継ぎ教室
tsunagu.oooの金継ぎは本物の漆を使用して修理します。初心者の方でも既に金継ぎを始められている方でも安心してご受講頂けます。天然の漆を使った修理方法なので、1回で完成することが出来ません。下地から上塗り、金蒔きと何層にも重ねて仕上げていきます。最低でも5回工程が必要ですので、夏期講習中に終了されなかった場合は、修理品を講師に引き継ぐ方法もしくは、オンライン金継ぎ教室にて引き続きご受講することも可能です。また、1~2回で修理が出来る簡易金継ぎをご希望の方は予約フォームのアンケート欄にてお知らせください。
レッスンの料金やご予約方法など詳細はこちら↓
金継ぎの修理方法
- 素地調整
- 深い欠けの埋め(コクソ漆)
- 浅い欠けの埋め(錆漆)
- 中塗り
- 仕上げ(粉蒔き・色漆)
※今回の講座で使用の粉は銀消し粉です。
金消し粉や、丸粉希望の方は別途ご購入お願い致します。
割れた分割数が多い場合や欠けが深い場合は5回では終らない可能性がありますのでお家での宿題、または講師が引き継いで最後まで修理することも可能です。初心者の方は、割れの場合は2~4分割、欠けは1か所深さが5mm未満(5mm未満が何か所かある場合は一度に修理出来るので大丈夫です)の修理から始めるのがおすすめです。2時間の受講時間で一度に2~3個ほど同時に修理することが出来ます。
お道具について
CASICAの金継ぎ教室のお道具は、すべてお貸ししております。ご自分でお道具をお持ちの方はご持参いただいても構いません。CASICA金継ぎ修了後や今後も継続して金継ぎをされたい方には、tsunagu.oooオリジナルの金継ぎキッドのご購入も可能です。
※今回の講座で使用の粉は銀消し粉です。
金消し粉や、丸粉希望の方は別途ご購入お願い致します。
《道具の種類》
生漆 絵漆(弁柄) 黒呂色漆 木粉 砥粉 小麦粉 水 サラダ油(キャノーラ・オリーブもOK) エタノール(テレピン油や灯油でもOK) 漆風呂 (ダンボール・木箱・プラスチックケース) 金粉(消粉・延粉・丸粉) 真綿金粉(消粉・延粉・丸粉) 毛棒 or 真綿 サンドペーパー(#240~400) 耐水ペーパー(#800~1000) 定盤(3mm厚くらいのガラスorアクリル板) 筆(#0~2号) 5mm幅位の竹ヘラ ヘラ(幅3cm位のプラスチックヘラor檜ヘラ) ニトリル手袋(ビニール手袋) ティッシュ サランラップ はさみ カッター・彫刻刀
受講時に準備するもの
- 破損した器(ガラスは不可)
- 器の入る大きさのダンボールまたは、プラスチックケース
-
受講当日は、汚れてもいい服装または、エプロン
その他のお道具類はご用意しております。
日程・詳細 ご予約方法
日程:2022年7月26日・8月2日・8月9日・8月16日・8月23日
こちらの日程は終了いたしました。受講して頂きました皆様、ありがとうございました。
時間:①午前の部 10時半~12時
②午後の部 13時~14時半
※1講座1時間半ほどです
受講料:5,000円/1講座
定員:各部6名
少人数の教室です。夏期講習の期間内に終了出来なかった場合は、オンライン金継ぎ教室や講師に修理を委託することも可能です。お気軽にご相談ください。
ご予約は、下記coubicの予約サイトより承っております。
また、分からない事などありましたら、当サイトのお問合せフォームまたはメールアドレスにご連絡ください。
金継ぎを成功させる秘訣は、焦らず、ゆっくり、丁寧にです。
漆を硬化させるためには湿度と温度と時間が必要です。乾かないうちに作業を進めてしまうと折角修理をしたのに取れてしまったり、余計に時間がかかったりしてしまいます。
よく生徒さんに、『欲張ってはダメですよ~』『横着したらダメですよ~』と伝えてながら教えております。
漆と向き合って、ゆっくりコツコツとやる作業も楽しいものです。日々の忙しい生活を忘れて没頭できる時間ができますよ。
「1時間半があっという間」、「集中できる静かな時間が楽しかった」「漆の奥深さを知った」など色々と生徒の方々よりお声を頂いております。是非、これを機会に金継ぎを初めてみませんか?
講師 中川 あやこ
2003 文化服装学院卒業
2018 上野にある金継ぎ教室に通い基礎を学ぶ
2019 独学で習得し、金継ぎ修理開始
2021 東京の金継ぎ教室にて講師・修理師として活動
年間100人以上の生徒に受講いただいておりました。
2022 現在は石川県輪島にて金継ぎ師として活動中